令和3年11月10日、周南市議会は第9回臨時会を開催した。
本日の会議では、3件の予算案が議題に上がり、環境建設委員長の藤井康弘議員から議案第108号について報告が行われた。議案第108号は、市の過失による事故について損害賠償の額を113万7,961円とする内容であった。質疑では、「事故現場に設置されていたグレーチングは規格に合っていたのか」という質問があり、藤井氏は、設置していたグレーチングが古く、耐荷重の確認ができなかったことを説明した。
また、藤井氏は、「今後同様の事故を防ぐために、交通量が多い場所にボルト固定式のグレーチングを設置することを検討している」と言及した。会議では質疑の後、議案が全会一致で可決された。
続いて、予算決算委員長の佐々木照彦議員から、議案第105号についての報告が行われた。議案第105号は、令和2年度の一般会計および特別会計歳入歳出決算の認定に関するものである。佐々木議員は、年度の決算審査において52項目に及ぶ意見が付されたことを強調した。特に、消防本部や上下水道局を除いた職員の有休取得率は平均11.5日で、部署ごとに差があることが指摘された。
佐々木議員はまた、「令和2年度の不用額が約35億4,000万円で、前年よりも増加していることから、改善の必要がある」と述べた。これに対し、財政部長の高木一義氏は、予算執行の中で生じた要因について様々な視点から調整していると応じた。質疑の後、本件も全会一致で認定される方向性が確認された。
議案第107号では、令和3年度周南市一般会計補正予算についての専決処分が行われ、緊急的な新型コロナウイルス対策としての資金が含まれる事が強調された。市長の藤井律子氏は、ワクチン接種を進めるための体制強化が急務であると述べ、対象者は約12万9,000人で、接種率は85%を見込んでいると報告した。これに関しても質疑はなく、承認が得られた。
本議会は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた施策を取り入れ、市民生活を最優先に向けた運営に取り組む姿勢が鮮明になった。今後も引き続き、議会と行政の連携を深めていくことが期待される。