令和3年3月25日、令和3年第2回防府市議会定例会が開催された。
この日の会議では、議案第18号「令和3年度防府市一般会計予算」が中心議題となり、多くの意見が収集された。
議案では、予算規模が過去最大の442億9,000万円となる見込みであることが報告された。この予算には新型コロナウイルス感染症への対応も盛り込まれており、医療と福祉、子育て固定費への支援が強調された。市長の池田豊氏は、「市民の命と健康を守ることが最優先である」と述べ、注力する方針を示した。
予算委員会の髙砂朋子委員長による報告では、各分科会での質疑応答が行われたことが述べられた。特に、公共交通対策事業においては、減少する利用者数をどのように維持していくかが議論された。髙砂委員長は、「令和3年度は乗車人数の調査回数を増やし、効率的な運営を目指す」との姿勢を示した。
また、一般会計予算への反対意見も上がった。日本共産党の清水力志氏は、職員数の減少と市民ニーズの多様化への懸念を表明した。特に電力不足問題や不透明な新規感染者数を考慮すれば、検査体制の強化が必須とし、予算案を疑問視した。
さらに、議案第35号「介護保険条例中改正」については、所得段階の変更が議会内で議題に上がった。所得層の細分化による負担増に対する意見もあり、慎重な判断が求められた。一般会計に関する討論が続く中、議会での質疑は多岐にわたる。これに対して、教育民生委員会の藤村こずえ氏は、現行の補助金が無条件ではないことを説明し、正規職員の増員が必要と述べた。
挙手による採決が行われ、一般会計予算案は賛成多数で可決された。それに続き、他の関連議案についても賛成の意見が多く、順次可決される見込みである。議論の最終的な集約として、収集した意見に基づいた真摯な取り組みを期待される。議会は長時間の審議の末、全ての案件を議了し、閉会となった。