令和5年第5回中津川市議会定例会が開かれ、重要な議案が多数交わされる中、特別に注目を集めたのは個人番号利用に関する条例改正である。これに対し、田中愛子議員が強い反対姿勢を示した。
この改正の目的は、行政手続において個人番号を効果的に利用し、効率化を図ることにある。田中議員は「プライバシー侵害のリスクが高い」と懸念を表明し、「今回の改正は国民の個人情報を無視した拡大解釈であり、深刻な問題だ」と助言した。特に、マイナンバーカードが健康保険証に一本化される動きに関して「市民からの信頼を得られない」と強調した。
続いて、他の議案についても議論が交わされた。特に職員給与に関する改正については、多くの議員が人手不足の解消や待遇改善の必要性を指摘しつつも、特別職の報酬増については慎重な意見が目立った。田中議員は「市民が困窮している中で、議員の報酬引き上げは不適切である」との見解を示し、賛同を呼びかけた。